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注文住宅

注文住宅の建築方法とは?構造別にわかる主要工法の違いと選び方を徹底解説【木造、鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)など】

注文住宅の建築方法とは?構造別にわかる主要工法の違いと選び方を徹底解説【木造、鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)など】

「注文住宅を建てたいけど、建築方法って何を基準に選べばいいの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。木造、鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)など、建築方法には複数の選択肢があり、それぞれに構造の特徴・耐震性・断熱性・設計の自由度・コストなどに大きな違いがあります。にもかかわらず、詳しい違いをわかりやすく比較した情報は少なく、なんとなくハウスメーカーの提案に従ってしまうケースもあるようです。

この記事では、これから注文住宅を検討される方に向けて、主要な建築工法の種類・特徴・メリット・デメリットを構造別に解説し、あなたの家づくりに最適な選び方まで丁寧にガイドします。
また、工法選びが「暮らしやすさ」や「ライフスタイルの実現」にどのように影響するのかも詳しく解説しますので、理想のマイホーム像に近づけるヒントが必ず見つかります

ナカミチホームならではの「本物素材×建築方法」の考え方も紹介しながら、納得できる家づくりの第一歩を一緒に踏み出しましょう。

注文住宅の建築方法を選ぶ前に知っておきたい基本知識

注文住宅を建てる際、「建築方法」という言葉をよく耳にすると思いますが、それが何を意味し、なぜ重要なのかを正確に理解している方は意外と少ないのが現状です。建築方法は、言い換えれば住宅の“骨組みのつくり方”をどうするかということであり、その選択が家の「性能」「費用」「工期」「設計の自由度」など、あらゆる側面に影響を与えます。

建築工法とは?家の構造を決める設計の基盤

建築方法には、木造、鉄骨造、RC造(鉄筋コンクリート造)などがあります。これは単なる“素材の違い”ではなく、建物の構造そのものを形づくる大きな要素であり、設計可能な間取りや空間の広さ、耐震性や断熱性といった住宅性能にも直結します。

例えば、木造の場合は「柱と梁で支える構造」が一般的で、設計の自由度が高い反面、断熱や耐震対策には工夫が必要です。一方で、鉄骨造やRC造は構造そのものが非常に頑丈で、耐久性や防音性が優れているものの、施工費が高くなったり、工期が長くなる傾向もあります。

建築方法が住み心地に与える影響とは?

どの建築方法を選ぶかは、「家の安全性」「快適性」「長期的なメンテナンス性」「光熱費」など、暮らしの質そのものを左右します。
特に断熱性や遮音性は、日々の住環境に大きな差を生むため、地域の気候や家族のライフスタイルに合った構造選びが重要です。

また、最近ではエネルギー効率や長期優良住宅の基準に適合させるために、断熱材や構造材に工夫が凝らされた工法も増えており、「建築工法の選択=性能の選択」といっても過言ではありません。

建築方法の違いがもたらす設計・費用・工期の差

  • 設計自由度の違い:木造軸組工法は間取りの可変性に優れ、細かいカスタマイズが可能です。一方、ツーバイフォー工法や鉄骨造は、構造上の制約が生じることがあります。

  • 費用の差:木造が最もコストを抑えやすく、RC造が高額になりがちです。

  • 工期の違い:プレハブ系工法などは工場生産が可能なため、現場施工より工期が短縮される場合があります。

 

家づくりの出発点は「自分たちに合った工法」を知ること

結局のところ、最適な建築方法は「予算」「立地条件」「ライフスタイル」「将来の拡張性」などによって異なります。自分たちにとってベストな選択をするには、まず各工法の特徴を正しく理解することが不可欠です。

注文住宅で選ばれる主要な建築方法とその特徴

注文住宅においては、施主が自由に間取りやデザインを決められる反面、「どの建築方法を選ぶか」という点で多くの人が悩みます。建築方法は単に“家の造り方”というだけでなく、性能・費用・暮らしやすさの根本を左右する重要な選択肢です。ここでは、実際に多くの住宅で採用されている代表的な建築方法を、それぞれの構造や特徴とともに解説します。

木造軸組工法(在来工法)

日本の住宅で最も一般的に使われているのが「木造軸組工法」です。柱と梁で骨組みをつくり、その上に壁や屋根を構成する伝統的な工法で、自由な間取り設計や増改築のしやすさが魅力です。無垢材との相性もよく、ナカミチホームが提案する“本物素材の家づくり”と親和性が高いのも特長です。

一方で、設計・施工の品質により耐震性にばらつきが出やすく、しっかりと構造計算された設計と現場施工の技術力が問われます

ツーバイフォー工法(枠組壁工法)

北米発祥の工法で、2インチ×4インチの角材と構造用合板を組み合わせたパネル構造が特徴です。高い耐震性・気密性・断熱性が得られる一方、壁構造で全体を支えるため、開口部(窓や吹き抜け)の設計や間取りの変更に制約があるのがデメリットです。

短期間で高品質な住宅が供給できる点や、省エネルギー住宅との相性の良さから、規格住宅や輸入住宅で多く採用されています

軽量鉄骨・重量鉄骨造

鉄骨を骨組みに用いた構造で、軽量鉄骨はプレハブ系住宅メーカーに、重量鉄骨は主に中層建築や賃貸併用住宅などで多く採用されます。柱や梁に鋼材を用いるため耐震性や耐久性に優れ、広い空間設計が可能です。

ただし、鉄は熱を通しやすいため、断熱対策を怠ると夏暑く冬寒い住宅になりやすく、ランニングコストがかさむ可能性もあります。

RC造(鉄筋コンクリート造)

鉄筋とコンクリートを組み合わせた非常に頑丈な構造です。耐震性・耐火性・遮音性に優れ、都市部や狭小地での3階建て住宅などにも適応可能です。外観もスタイリッシュで、ホテルライクな住まいを希望する方に人気です。

ただし、坪単価が高めで工期が長いという点がネックとなるため、予算に余裕がある方や、RCのメリットを重視する方向けの工法といえます。

プレハブ・ユニット工法

工場で壁や床、屋根などの構成ユニットをあらかじめ製造し、現場で組み立てる方式です。短期間で建てられ、品質が安定しやすいことが最大のメリットです。設計の自由度はやや低くなるものの、定型プランを中心に価格が明確で、建築コストを抑えたい層に根強い人気があります。

工法ごとの違いを比較|費用・性能・設計自由度で見る早見表

注文住宅の建築方法にはいくつかの代表的な工法が存在し、それぞれに費用・工期・住宅性能・設計自由度などの面で明確な違いがあります。これらの特徴を正しく理解することで、「何を重視すべきか」が明確になり、自分たちの理想に最適な工法を選択する判断材料となります。

以下に、主要な工法を5つの視点(費用、耐震性、断熱性、設計自由度、工期)で比較した早見表をご紹介します。

建築方法

坪単価の目安

耐震性

断熱性

設計自由度

工期の目安

木造軸組工法

60〜80万円

○〜◎

○〜◎

約3〜4ヶ月

ツーバイフォー工法

70〜85万円

約3ヶ月

軽量鉄骨造

80〜100万円

約3〜5ヶ月

RC造(鉄筋コンクリート)

100万円〜

約5〜6ヶ月

プレハブ工法

70〜90万円

約2〜3ヶ月

※あくまで目安のため、設計内容や敷地条件、施工会社によって前後します。

費用(坪単価)

工法ごとに必要な資材・施工工程が異なるため、コストには大きな幅があります。最も安価なのは木造軸組工法で、自由設計がしやすい反面、耐震性や断熱性には設計・施工の工夫が求められます。RC造は構造が強固な分、資材コストと施工手間がかかり、坪単価は最も高くなりやすいです。

耐震性・断熱性

耐震性に優れているのは、構造体が一体化しているツーバイフォー工法やRC造です。鉄骨造も耐震性能は高いですが、接合部の精度や基礎設計に左右されやすい側面もあります。断熱性については、構造材の性質に加えて断熱材の施工精度が大きく関与します。木造やツーバイフォーは断熱材との相性がよく、施工次第で高性能住宅も実現可能です。

設計自由度

間取りの自由度が高いのは木造軸組工法とRC造です。特に木造軸組は、構造的な制約が少ないため“こだわり設計”との相性が抜群です。一方、ツーバイフォーやプレハブ系は壁構造のため、自由設計には限界があり、開口部や天井高に制約が出やすくなります。

工期

工期の短さを求めるなら、プレハブやツーバイフォーが有利です。工場で構造部材を生産するため、天候や現場状況の影響を受けづらく、スケジュール通りに進みやすい点が魅力です。RC造は、基礎工事・型枠・コンクリート養生など時間のかかる工程が多いため、工期は長期化する傾向があります。

どの工法が自分たちに合っている?選び方の3ステップ

「どの建築方法を選べば正解なのか分からない」——これは注文住宅を検討するほとんどの方が直面する悩みです。構造や性能、費用などの違いはわかっても、「自分たちにとっての最適解」を見つけるのは簡単ではありません。ここでは、後悔しない工法選びのための3ステップをご紹介します。

 

STEP1|家族のライフスタイル・将来像から逆算する

まず最初に考えるべきは、「どんな暮らしをしたいか」という視点です。例えば以下のようなケースによって、適した工法は異なります。

  • 子育て中の家族 → 断熱性・遮音性が高く、安全性も重視したい(ツーバイフォー、RC造)

  • ペットと暮らす家族 → 臭いやキズに強い構造と、自由な設計が可能な工法(木造軸組、RC造)

  • 将来的な間取り変更も視野に入れたい → 可変性に優れた木造軸組工法

「暮らし方に合った構法」でなければ、せっかくのマイホームでも住みにくさを感じてしまうかもしれません。性能スペックだけでなく、「生活の質」に着目して工法を検討しましょう。

STEP2|土地・予算・地域条件との相性を確認する

建築方法は、敷地や環境条件によって適不適が分かれる場合があります。

  • 狭小地や変形地では、構造の制約が少ない木造軸組やRC造が有利

  • 防火地域や準防火地域では、耐火性能の高い鉄骨造やRC造が推奨されることも

  • 地盤の状態や風土、地域の施工実績などによって、採用しやすい工法が変わるケースもあります

また、当然ながら「建築予算」も大きな判断材料です。最初に構法を決めることで、設計・資金計画・施工スケジュールがスムーズになります

STEP3|構造体を体感し、専門家に相談する

紙面上で比較しても、実際の構造体の「質感」や「温熱環境」は体感しなければ分かりません。選び方で迷ったら、次のような行動がおすすめです。

  • 構造見学会やモデルハウスで素材や構法を実際に見る

  • 「構造の良さ」が体感できるショールームや完成見学会に参加する

  • 中立的な立場の工務店や建築士に相談し、意見を聞く

 

私達ナカミチホームでは、無垢材や漆喰など“本物素材”との相性も含めて構法のご提案を行っており、構造からこだわる家づくりをサポートしています。

ナカミチホームが採用する構法と“本物素材”の相性

注文住宅を検討するうえで「建築方法の特徴」だけでなく、「その工法と使いたい素材の相性」も非常に重要です。ナカミチホームでは、無垢材・漆喰・アイアン・レンガなどの本物素材を活かすために、構法選びにも独自の視点を取り入れています。

自然素材との相性が良い木造軸組工法

ナカミチホームの主力である「BROOKLYN HOUSE」「LOHAS SERIES」では、木造軸組工法をベースとした構造が多く採用されています。木造軸組工法は、日本の気候風土や職人技術との相性が良く、設計の自由度も非常に高いため、オリジナリティの高い空間デザインが可能です。

無垢材は湿度の影響を受けやすいため、構造躯体に柔軟性と調湿性を持つ木造を用いることで、自然素材の持つ呼吸性や経年変化を活かす家づくりが実現できます。

耐震性を強化したSE構法との組み合わせ

さらに耐震性能を重視したい場合には、木造でも構造計算が可能なSE構法(構造躯体強化型木造)を採用するケースもあります。SE構法は、木造軸組の自由度を維持しつつ、構造耐力を数値で管理できるため、地震の多い日本で安心して暮らせる家づくりに適しています。

 

  • BROOKLYN HOUSE:大空間と開口部の広さを活かしたラフ&タフな設計。SE構法との相性◎

  • LOHAS SERIES:自然素材との親和性を重視し、軸組工法にて細部の仕上げにこだわる設計

構法選びは素材と暮らしの“バランス設計”

構法と素材は、「どちらか一方」ではなく“相性の良い組み合わせ”を考えることが大切です。たとえば、RC造では構造的に自由度は高くても、漆喰や木の質感が“浮いて”しまうことがあるため、素材の統一感や設計との調和を考える必要があります。

一方、木造軸組工法では大工の手仕事によって素材を活かす柔軟な施工ができるため、ナカミチホームが掲げる「Authentic × Creative」な家づくりと相性が良くなります。

本物素材を活かすなら「見学体験」が最適

ナカミチホームでは、建築中の構造見学会や、完成後のモデルハウスで素材と工法の融合を体感できる場を多数ご用意しています。
インスタグラムなどで事例写真を見るだけではわからない、“手ざわり”や“空気感”の違いを、ぜひご自身で確認してください。

まとめ|理想の家づくりは工法選びから。まずは「暮らしに合う構造」を知ろう

注文住宅の建築方法は、「木造軸組工法」「ツーバイフォー」「鉄骨造」「RC造」「プレハブ工法」など多岐にわたり、それぞれに性能・コスト・自由度・工期といった明確な違いがあります。どの工法が“優れている”という単純な優劣ではなく、自分たちのライフスタイルや将来像に合った構造を選ぶことが、理想の住まいを実現するための鍵です。

本記事では、各工法の特徴や費用、選び方のポイントを比較しながら解説しましたが、実際の判断では「土地の条件」や「家族の希望」「素材との相性」なども加味する必要があります。
特にナカミチホームが重視する無垢材や漆喰など“本物素材”との組み合わせは、設計・施工の自由度が高い木造軸組工法と極めて相性がよく、質感や空気感を重視する方にはぴったりの選択肢となるでしょう。

もし「どれが自分たちに合っているのかわからない」「構法で家の住み心地がどう変わるのか不安」という方は、モデルハウスでの体感オンライン相談をご活用ください。図面や数値では分からない、“リアルな家の違い”を感じていただくことができます。

ナカミチホームでは、素材・構法・設計の三位一体による家づくりを通じて、皆さまの「ゆるカッコいい暮らし」の実現を全力でサポートいたします。

 

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