トイレは家の中で短時間しか使わない空間ですが、だからこそデザイン性や快適性にこだわりたい場所です。
- シンプルで味気ないトイレをおしゃれに変えたい
- 狭い空間でもブルックリンスタイルを再現したい
- レンガやタイルを使ってカフェ風の雰囲気を出したい
そんな方に向けて、この記事ではブルックリンスタイルのトイレを実現するための素材・照明・収納の工夫をアイデア例とともに解説します。ヴィンテージ感と実用性を両立させた空間づくりのヒントが得られます。
ナカミチホームは、ブルックリンスタイルの家づくりを得意とする工務店です。
トイレを含む水回り空間のデザインもトータルでご提案しています。
「家づくりと一緒に、インテリアや家具まで相談したい」そんなご希望もお任せください。実際の住み心地を体感できるモデルハウス見学会も開催中です。ぜひお気軽にご相談ください。

- 中通 一裕|ナカミチホーム代表取締役
- 岸和田を中心に南大阪エリアで長年家づくりに携わり、地域に根差した経験・知識・技術を培ってまいりました。お客様のライフスタイルに寄り添い、素材選びや間取り、動線、設備機能まで細部にこだわった提案を行うことが信条です。自然素材が持つ経年変化の魅力や、実際の住み心地を体感いただけるよう、定期的に見学会やショールームを開放し、安心してご相談いただける環境を整えています。これからも「快適で長く愛される住まい」を実現するために、きめ細やかなヒアリングとご提案を大切にしてまいります。
ナカミチホーム株式会社
ブルックリンスタイルのトイレとは?特徴と魅力

ブルックリンスタイルは、ニューヨーク・ブルックリン地区の倉庫やカフェをイメージした、無骨さとヴィンテージ感を兼ね備えたインテリアスタイルです。リビングやキッチンで取り入れる方が多いですが、実はトイレのような小さな空間こそ、ブルックリンスタイルの魅力を最大限に引き出せます。
特にトイレは毎日使う場所でありながら、滞在時間が短いため思い切ったデザインを取り入れやすい空間です。レンガやタイル、アイアン小物を大胆に取り入れることで、狭いスペースでも雰囲気のあるおしゃれな空間を演出できます。
レンガ・タイルが生み出すヴィンテージ感
ブルックリンスタイルを語るうえで欠かせないのがレンガやタイル。レンガ壁は本物の重厚感が魅力ですが、メンテナンスやコストを考えると「レンガ」や「ブリックタイル」をアクセントにするのも人気です。サブウェイタイルは清潔感とカフェ風の雰囲気を演出し、狭いトイレ空間を明るく見せてくれます。
男前インテリアやカフェ風の要素との相性
ブルックリンスタイルは「男前インテリア」や「カフェ風インテリア」との親和性が高いのも特徴です。ブラックアイアンやレザー調の小物を合わせることで、都会的でありながら落ち着いた空間に仕上がります。トイレという日常的な空間に、非日常感をプラスすることで「ちょっと特別な時間」を演出できます。
トイレという狭い空間で個性を演出できる理由
トイレは数㎡程度の限られたスペースだからこそ、壁材や照明を変えるだけで大きく印象を変えられます。リビングのように広い空間を全面ブルックリンにするのは難しくても、トイレなら低コストで「理想の雰囲気」を叶えられるのが魅力です。
アイデア例別で見る!ブルックリンスタイルのトイレデザイン
ここからは、実際の事例を参考にブルックリンスタイルのトイレをどのようにデザインできるのかを解説します。
レンガ壁をアクセントにしたアイデア
壁一面をレンガにすると重厚感が出すぎて圧迫感を感じることがあります。そのため、トイレの一部の壁だけをレンガ調にする「アクセントウォール」も人気です。
サブウェイタイルで清潔感とデザイン性を両立
ホワイトのサブウェイタイルを腰壁部分に使い、上部を濃い色の塗装やクロスにするデザインもブルックリンスタイルの定番です。これにより清潔感とデザイン性を両立し、空間に奥行きを持たせられます。タイルの目地色をグレーにするだけで、ぐっと都会的な雰囲気になります。
木目調やモルタル素材を取り入れた例
ブルックリンスタイルは「素材感」を大切にします。木目調の棚板やモルタルを合わせることで、無骨さの中に温かみが生まれます。床材にヘリンボーン柄のクッションフロアを採用するだけでも、トイレ空間が一気におしゃれに変わります。
インダストリアルなアイアン小物を活かした例
トイレットペーパーホルダーやタオル掛けをアイアン製にするだけで、一気にブルックリンらしさが際立ちます。ブラックアイアンの直線的なデザインは、レンガや木材と好相性。さらに、棚受けやライトのフレームもアイアンに統一すると、空間全体のまとまり感が高まります。
素材と色選びで差がつくブルックリンスタイルのトイレ

見るとわかるように、ブルックリンスタイルは「素材」と「色味」が鍵となります。
レンガ・サブウェイタイル・コンクリートの壁
ブルックリンスタイルのトイレづくりに欠かせないのが、レンガやサブウェイタイル、コンクリートの壁面です。一般的にはクロスやリメイクシートで雰囲気を再現するケースもありますが、ナカミチホームでは本物の素材を使用して施工しています。本物ならではの質感や立体感が加わることで、空間全体に重厚感とリアルなヴィンテージ感を与えることができます。色味によって印象は大きく変わるため、赤レンガで温かみを、白タイルで清潔感を、グレーのコンクリートで無骨さを演出するなど、理想の雰囲気に合わせた選択が可能です。
床材の工夫(フローリング・ヘリンボーン)
トイレは限られたスペースながらも、床材のデザイン次第で印象が大きく変わります。ナカミチホームでは本物のフローリングや無垢材を使ったヘリンボーン貼りなど、本格的な施工を行うことで、ブルックリンスタイルならではの重厚感や温かみを表現します。ヘリンボーンは象徴的なデザインのひとつで、視線を引き込むアクセントとしても人気です。
木目やダークカラーで重厚感をプラス
壁や床を明るい色に仕上げた場合でも、小物や収納をダークブラウンやブラックで揃えると、空間全体にブルックリンらしい落ち着きと重厚感が生まれます。逆に、全体を暗めにまとめる際は、ホワイトやグレーを部分的に取り入れることで「抜け感」が生まれ、圧迫感のないバランスの取れたデザインになります。
照明と小物で魅せるブルックリンスタイルのトイレ
ブルックリンスタイルのトイレでは、照明や小物使いが空間全体の雰囲気を決定づけます。限られたスペースだからこそ、細部にこだわることで完成度が大きく変わります。
ペンダントライトやマリンランプで雰囲気アップ
天井照明を一般的なシーリングライトからペンダントライトやマリンランプに変えるだけで、トイレ空間にヴィンテージ感が生まれます。特にマリンランプは無骨さとレトロ感を兼ね備えており、ブルックリンスタイルの象徴的アイテムです。
ブラックアイアンの照明器具
アイアンフレームのスポットライトや壁付けブラケットも人気。光を直線的に落とすスポットタイプなら、レンガやタイルの凹凸が際立ち、立体的でドラマチックな陰影を演出できます。
小物雑貨で個性をプラス
トイレットペーパーホルダーやタオル掛けなどの実用品も、ブルックリン風デザインを選べばインテリア性がぐっと高まります。木×アイアンの組み合わせや、ヴィンテージ風の真鍮素材も相性抜群です。また、アンティーク調のポスターやサインプレートを壁に飾ると、カフェ風の遊び心ある空間になります。
狭いトイレ空間を快適にする収納とレイアウトの工夫
ブルックリンスタイルの魅力を引き立てるには、デザインだけでなく使いやすさも大切です。特に狭いトイレでは、収納や動線を工夫することで快適性が大きく変わります。
壁面収納で生活感を隠す
トイレットペーパーや掃除用品はどうしても生活感が出やすいアイテム。そこで、アイアンブラケットと木板を組み合わせた壁面収納を設けると、見せる収納としてデザイン性を高められます。必要に応じてカゴやボックスを置けば、生活感を最小限に抑えられます。
造作カウンターで機能性をプラス
タンクレス風トイレや背面に造作カウンターを設ける事例も人気です。ここにグリーンや小物雑貨を置けば、インテリア性を保ちながら収納も確保できます。ブルックリンスタイルではフェイクグリーンやドライフラワーがよく使われ、インダストリアルな素材感に柔らかさを添えてくれます。
色の配置で広さを演出
狭い空間を広く見せるには、色使いのバランスも重要です。壁や天井を明るめに、床や小物をダークトーンにまとめると、圧迫感を減らしつつブルックリンらしい重厚感を演出できます。
デザインアイデア集から学ぶブルックリンスタイルのトイレアレンジポイント
実際の施工事例を参考にすると、自分のトイレにどのように取り入れるかイメージしやすくなります。
アイデア1:レンガ+アイアン小物で王道スタイル
便座背面をレンガにし、ペーパーホルダーやタオル掛けをブラックアイアンで統一。床はモルタル調クッションフロアを採用し、ブルックリンスタイルらしい無骨さを全面に出しています。
アイデア2:サブウェイタイル×グリーンで爽やかなブルックリン
ホワイトのサブウェイタイルにグレー目地を合わせ、アイアン棚に観葉植物をプラスした事例。狭いトイレ空間に清潔感と温かみを両立させています。
アイデア3:間接照明とアクセントカラーで落ち着きを演出
壁一面をダークグリーンで塗装し、間接照明を取り入れた事例。ブルックリンらしいインダストリアル感に加えて、リラックスできる落ち着いた空間になっています。
ブルックリンスタイルのトイレにおすすめのアイテム
最後に、実際に取り入れやすいおすすめアイテムを紹介します。
- ブリックタイル/レンガ調クロス:アクセントウォールにおすすめ
- サブウェイタイル:腰壁や一部壁に貼るだけでカフェ風に
- アイアン製ペーパーホルダー・タオル掛け:小物から雰囲気づくり
- マリンランプ・ペンダントライト:照明でブルックリンらしさを強調
- 木製棚板+アイアンブラケット:収納兼ディスプレイとして活用
- フェイクグリーンやドライフラワー:無骨さの中に自然な温かみをプラス
これらを組み合わせることで、狭いトイレ空間でも完成度の高いブルックリンスタイルを実現できます。
まとめ:トイレという狭い空間だからこそ、ブルックリンスタイルが映える
ブルックリンスタイルのトイレは、レンガやタイル、アイアンといった素材を巧みに取り入れることで、狭い空間でも個性的でおしゃれに仕上げられるのが魅力です。
- レンガやサブウェイタイルでヴィンテージ感を演出
- アイアン小物や照明で無骨さとデザイン性を強調
- 収納や色使いで快適性と実用性も両立
トイレは日常生活で欠かせない場所だからこそ、デザイン性と快適性の両立が重要です。ブルックリンスタイルを取り入れることで、毎日の暮らしの中に「ちょっと特別な時間」を生み出せるでしょう。
ナカミチホームは、ブルックリンスタイルの家づくりを得意とする工務店です。
トイレを含む水回り空間のデザインもトータルでご提案しています。
「家づくりと一緒に、インテリアや家具まで相談したい」そんなご希望もお任せください。実際の住み心地を体感できるモデルハウス見学会も開催中です。ぜひお気軽にご相談ください。