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注文住宅

木造と鉄骨住宅の違いを徹底比較|注文住宅で選ぶべきはどっち?

木造と鉄骨住宅の違いを徹底比較|注文住宅で選ぶべきはどっち?のアイキャッチ

注文住宅を検討する中で「木造と鉄骨、どっちがいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

本記事では、関西を中心に「上質」と「こだわり」の家づくりを手がけるナカミチホーム監修の元、それぞれの構造の違いが耐震性・価格・断熱性能などにどう影響するかをわかりやすく解説します。暮らしやすさ・コスト・将来性まで考慮した選び方のヒントが見つかります。

 

ナカミチホームが提供する「上質な住まい」は、

お客様一人ひとりのこだわりを形にします。 

 

「どれくらいの費用がかかる?」「どんな家が建てられるの?」

 

など、ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にご相談下さい。

 

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木造と鉄骨住宅の構造の違いを知る

木造と鉄骨住宅の構造の違いを知る

木造住宅の構造と特徴

木造住宅は、日本の住宅で最も一般的な工法です。主に「在来工法(軸組工法)」と「ツーバイフォー工法(枠組壁工法)」の2種類に分類されます。

 

在来工法(軸組工法)の特徴

  • 柱と梁で骨組みを組み、構造に柔軟性がある

  • 間取りの変更がしやすく、自由設計に向いている

  • 日本の伝統的な建築方法で、施工業者が多い

ツーバイフォー工法の特徴

  • 壁で建物を支える構造で、耐震性や気密性に優れる

  • 工場で規格化された材料を使うため品質が安定

  • 開口部や間取りの自由度は在来工法より制限される

 

木造は、自然素材を活かしたやさしい風合いが魅力です。断熱性や調湿性にも優れており、日本の気候に適した工法ともいえるでしょう。

鉄骨住宅の構造と特徴

鉄骨住宅は、鉄製の柱や梁を使って建物を構成する構造です。こちらも「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」の2つに分けられます。

 

  • 軽量鉄骨:厚さ6mm未満の鋼材を使用し、主にプレハブ住宅に採用される

  • 重量鉄骨:厚さ6mm以上の鋼材で強度が高く、3階建て以上の住宅やビル建築にも使われる

鉄骨造の最大のメリットは「剛性の高さ」。これにより長いスパン(柱の間隔)でも強度を保てるため、広いリビングやガレージ付き住宅なども実現しやすいのが特長です。

ただし、鉄骨自体に断熱性がないため、後述するように快適性には追加の対策が不可欠です。

 

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構造の違いが暮らしに与える影響とは?

木造と鉄骨では構造そのものの性質が異なるため、暮らし方や設計自由度に差が生じます。

たとえば、木造は施工者によって柔軟に対応できるため、注文住宅ならではの間取りやデザインの自由度が非常に高いです。一方、鉄骨は工場で製造された部材を用いるため、品質が安定する一方で変更の自由度は限られがちです。

また、以下のような影響もあります。

  • 音の伝わり方:木造は柔らかく、音を吸収しやすい

  • メンテナンス:木造は経年変化するが、素材の味として楽しめる

  • 劣化リスク:鉄骨は湿気によるサビに注意が必要

暮らし方・価値観によって、「構造の違い」は大きな判断基準の一つになります。そのため、ライフスタイルやこだわりポイントを明確にした上での選定が重要です。

 

耐震性で比べる|揺れへの強さに差はある?

木造は構造次第で高耐震化も可能

木造住宅は「地震に弱い」というイメージを持たれがちですが、実際はそうとは限りません。設計や構造の工夫次第で、高い耐震性を確保することが可能です。

 

特に以下の要素が耐震性に影響を与えます。

  • 耐力壁や筋交いのバランス配置

  • 接合部の強度設計(構造金物の選定など)

  • 建物の形状や重心バランス

また、木はしなやかな素材であるため、地震の揺れを「受け流す」性質もあります。つまり、「粘り強さ」こそが木造住宅の強みといえるのです。

 

近年では「耐震等級3」や「制震ダンパー」を導入することで、地震への備えが格段に向上しています。木造でも十分に安全な家づくりは可能です。

鉄骨は剛性の高さが強み

鉄骨住宅の特徴は、圧倒的な剛性(固さ)による構造的安定性です。地震においてもその強度が発揮され、大きな揺れに対しても変形しにくい構造となっています。

 

特に以下のような点が鉄骨の耐震性を支えています。

  • 高強度な鋼材により変形が少ない

  • 軽量鉄骨であれば建物自体が軽く、地震力の影響が小さい

  • 重量鉄骨であれば、耐震・耐火性能に優れた構造体を実現できる

ただし、剛性が高い分、揺れを吸収する「柔軟性」には乏しいため、構造計算や制震装置の併用が重要です。

鉄骨=絶対安全ではなく、「設計と施工の質」によってその耐震性は大きく左右されることを覚えておく必要があります。

実際の耐震性を左右する要素とは?

木造・鉄骨の構造だけで耐震性を単純に評価するのは危険です。実際の耐震性能は「構造種別 × 設計精度 × 施工品質」によって決まるからです。

 

耐震性に影響する主な要素は以下の通りです。

  • 耐震等級(1〜3)を取得しているか

  • 設計時の構造計算(許容応力度計算など)を実施しているか

  • 地盤調査と基礎の補強が行われているか

  • 建物の形状が偏心・不整形になっていないか

  • 信頼できる施工会社であるか

つまり、「木造=弱い」「鉄骨=強い」という先入観よりも、個別の設計条件や地盤状況を総合的に判断する姿勢が重要です。

 

価格で比べる|初期費用と将来コストに注目

木造は材料・工法のシンプルさでコスト抑制

木造住宅は一般的に「安価」とされており、実際に坪単価で比較しても鉄骨より低めになるケースが多いです。その理由は、材料・施工・人件費など各コストのバランスにあります。

木造がコストを抑えられる主なポイントは以下の通りです。

  • 木材が比較的安価で入手しやすい

  • 在来工法に対応できる大工が多く、人件費が安定

  • 加工・施工の自由度が高く、現場対応力が高い

また、間取りの変更や造作棚などの細かなオーダーにも柔軟に対応できるため、トータルコストを調整しやすいのも特徴です。

ただし、安さだけで判断せず、「長期的なコストパフォーマンス」で見ることが重要です。

鉄骨は工場生産や部材コストが影響

鉄骨住宅は、部材そのものが高価であることに加えて、工場加工・現場組み立てという工程が必要なため、初期費用は高くなる傾向があります。

以下のような点がコストアップの要因となります。

  • 鋼材の価格が木材よりも高い(価格変動リスクも)

  • 工場でのプレカットや溶接など、製造工程にコストがかかる

  • 現場での組立にも専門性が必要で、施工コストが上がりやすい

とはいえ、部材の品質が安定していることで施工ミスが減るというメリットもあります。短期的には高く感じても、品質管理の安心感を重視する方には適しています。

メンテナンス費用と耐久年数の観点も忘れずに

住宅のコストは、建築時だけでなく「住んでからのメンテナンス費用」も含めて比較することが大切です。

 

木造住宅の場合

  • 外壁や屋根の塗装など10〜15年ごとのメンテが必要

  • 木材の経年変化を楽しめる反面、湿気やシロアリ対策が必要

鉄骨住宅の場合

  • サビや腐食への対策が必要(特に湿気が多いエリア)

  • 大規模修繕は少ないが、定期的な防錆処理などでコストがかかる可能性も

 

つまり、初期費用だけでなく、住み続ける中での維持費・更新費用も加味した「ライフサイクルコスト」での比較が重要です。

断熱性能で比べる|快適さに差が出る理由

木材の断熱性と断熱材との相性

木造住宅の強みのひとつが、木材自体が持つ断熱性の高さです。木は空気を多く含むため、熱を伝えにくく、住宅全体の断熱性を高めやすい特性があります。

さらに、木造は構造上「柱と柱の間」に断熱材をしっかり充填しやすく、以下のような利点があります。

 

  • グラスウールやセルロースファイバーなど、多様な断熱材に対応しやすい

  • 複雑な形状でも断熱施工しやすい(現場対応力が高い)

  • 躯体内部の湿気も木材が自然に調湿するため、結露リスクが低い

 

また、断熱性と同時に気密性の確保もしやすく、冷暖房効率を高めやすいのも木造のメリットです。断熱性能を優先したい方には、非常に相性の良い工法といえるでしょう。

鉄は熱伝導率が高く対策が必要

鉄骨住宅では、鉄そのものが非常に熱を伝えやすいという物理的性質があり、これが断熱性能に影響します。外気温の影響を受けやすく、「夏は暑く、冬は寒い」と感じやすいという声も少なくありません。

とくに注意すべき点は以下のとおりです。

  • 鉄骨が外気と接していると「熱橋(ヒートブリッジ)」が起きやすい

  • 壁内の結露によるカビ・腐食リスクが上がる

  • 高性能断熱材・外張り断熱など追加対策が必要不可欠

つまり、鉄骨住宅では「断熱に弱い」と片付けるのではなく、設計段階から断熱計画をしっかり組むことが快適性を左右する鍵となります。

断熱性能を高めるための工夫とは?

木造・鉄骨問わず、断熱性能を最大限に高めるには、構造に応じた断熱対策を講じることが重要です。

 

特に以下のような設計・施工上の工夫が効果的です。

  • 外張り断熱+内断熱の「ダブル断熱」構成

  • 熱橋を防ぐための構造的配慮(鉄骨の場合、部材が外壁に直接触れないようにする)

  • 窓・玄関ドアなどの開口部にも断熱性の高い製品を使用

  • 換気システムと断熱・気密のバランスを意識した設計

 

また、地域ごとに必要な断熱性能(断熱等級)も異なります。大阪など比較的温暖なエリアでは、高気密よりも「通風+遮熱」に重きを置いた断熱設計が有効となるケースもあります。

あなたはどっち?選び方の3つの基準

予算とランニングコストで選ぶ

住宅の構造選びにおいて、初期費用とランニングコストのバランスは重要な判断基準です。木造住宅は材料費や施工費が比較的抑えやすく、コストを調整しながら設計の自由度を確保できるのが特長です。

一方で、鉄骨住宅は鋼材の価格や工場加工による費用がかさむ分、初期費用は高めになります。ただし、構造の安定性や品質管理の面で安心感があり、長期的にはメンテナンス頻度を抑えられるケースもあります。

また、住んだあとの修繕費や光熱費なども構造によって差が出ます。木造は湿気や経年劣化への対策が必要ですが、断熱性が高いため冷暖房費を抑えやすい傾向にあります。鉄骨は定期的な防錆処理などが必要な場合もあるものの、しっかりと計画すれば安定した維持管理が可能です。

予算だけでなく、将来を見据えた維持コストまで含めて検討することが、賢い住宅選びの第一歩になります。

ライフスタイルと住環境で選ぶ

住宅の構造を選ぶうえで、ライフスタイルや住む地域の環境は非常に大きな判断材料となります。たとえば、自然素材の温もりを感じながらナチュラルな暮らしを楽しみたい方には、木造住宅が適しているといえます。木材は見た目や手触りだけでなく、調湿性や香りといった感覚面でも居住性を高めてくれます。

 

一方で、開放感のある広いリビングや、柱の少ない設計を重視したい場合には、鉄骨住宅のほうが適しています。鉄の持つ高い強度によって、大空間の確保やガレージ一体型の設計なども実現しやすくなります。

 

また、住む地域によっても構造選びは変わります。たとえば郊外の広い敷地であれば、木造住宅で十分な耐震性・快適性が確保できるでしょう。一方、都市部の狭小地や3階建て以上を必要とする敷地では、構造強度や防火性能に優れた鉄骨住宅が選ばれることが多くなります。

このように、構造の優劣だけで判断するのではなく、「自分たちの暮らしに何が必要か」「どんな空間で過ごしたいか」を起点に考えることで、後悔のない選択につながります。

将来のリフォームや住み替えを見据える

住宅の価値は「住み始めた後」にも変化していきます。将来的なリフォームや住み替えを視野に入れておくことで、柔軟に対応できる住まいを選べます。

 

木造住宅のケース

  • 間取り変更や増改築がしやすい

  • 古材や自然素材の再利用ができる

  • 資産価値よりも“住み継ぎ”を重視した設計が可能

鉄骨住宅のケース

  • 構造的な変更に制限がある

  • 柱や梁の位置が移動しづらく、設計自由度が低下する場合がある

  • 耐久性の高さにより、住み替えを前提にしない「終の棲家」向き

 

将来の家族構成や資産運用を見据えた視点で選ぶことで、長期的な満足度の高い家づくりが実現できます。

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

Q1. 注文住宅の工法にはどんな種類があるのですか?

注文住宅では主に「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造(RC造)」の3つの工法が使われています。それぞれに特徴があり、木造は自然素材の温もりとコストパフォーマンスに優れ、鉄骨造は耐久性と自由な空間設計が可能、RC造は高い防音・耐火性能を持ちます。土地条件や暮らし方に合わせて工法を選ぶことが大切です。
→ 詳しくは「注文住宅の工法比較ガイド|木造・鉄骨・RCのメリット・デメリット」とはをご覧ください。

Q2. 注文住宅の間取りはどのように決めればいいですか?

間取りは「現在の生活動線」と「将来の変化」に対応できることが重要です。木造住宅は構造上、間取りの自由度が高いため、家族構成やライフスタイルに合わせて柔軟に設計しやすい傾向があります。一方、鉄骨住宅は構造計算が必要なため、設計時に制約が出る場合もあります。
→ 間取り設計の考え方は「注文住宅の設計自由度とは?間取り・内装・外観まで理想を叶える方法」で解説しています。

Q3. 注文住宅の設計自由度は工法によって変わりますか?

はい、工法によって設計の自由度は異なります。木造(特に在来工法)は間取りの変更や増改築に柔軟に対応できるため、個性を活かした住まいづくりに向いています。一方、鉄骨造は構造的な制約が出やすく、大開口などには強いものの、細かな変更は難しい場合があります。
→ 設計自由度の違いについては「注文住宅の工法比較ガイド|木造・鉄骨・RCのメリット・デメリットとは」で比較しています。

Q4. 注文住宅と建売住宅の違いにはどんな点がありますか?

建売住宅は既に設計・施工された住宅を購入するスタイルで、コストや入居時期が明確なのが利点です。対して注文住宅は設計段階から自由に関われるため、間取りや素材、工法までこだわることができます。木造や鉄骨の構造選びも含め、自分好みの住宅を実現できるのが大きな違いです。
→ 詳しくは「注文住宅と建売住宅の違いを徹底比較|選び方・価格・メリットを解説」でそれぞれのメリット・デメリットを比較しています。

まとめ

木造と鉄骨住宅は、それぞれ構造の違いがあり、それにより性能や価格、快適性も異なります。木造は自然素材の持つ温もりや柔軟な設計対応力が魅力で、コストを抑えつつ自由度の高い家づくりが可能です。一方、鉄骨は構造強度や耐久性に優れ、大空間や3階建てなど特定のニーズにも応えやすい工法です。

しかし「どちらが優れているか」ではなく、「どんな暮らしを実現したいか」が構造選びの出発点になります。自分のライフスタイルや将来設計に合わせて、最適な工法を選ぶことが、満足度の高い家づくりにつながるのです。

 

ナカミチホームが追求するのは、本物の価値ある家づくりです。お客様一人ひとりのライフスタイルに深く寄り添い、「上質」と「こだわり」を形にする注文住宅をご提供します。

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